2月のバレンタインデーを前に、動物の見た目をリアルに再現したチョコレートが人気です。
松風屋(名古屋市)の「ZOOLOGY」シリーズは、動物を再現したチョコで、百貨店や量販店などで販売しています。
1996年のスタート当初は子ども向けの可愛らしいフォルムでしたが、現在は毛並みや皮膚感なども再現したリアルなものになっています。
中でも人気なのがマウンテンゴリラ(税込み972円)で、ネット上でもたびたび話題になっています。
2016年には「ゴリラとゴディバを聞き間違えてチョコを買った」という内容のツイートが拡散。
2019年には「どう食べるか悩んでホットゴリラにした」と、温かいミルクの中に溶かす様子が話題になりました。
こうした反応を受けて、松風屋も2020年から「ホットゴリラ」としてミルクに溶かす食べ方を提案。
「ZOOLOGYの立体チョコは中までチョコがびっしり詰まっており、かじるには少し固いため、面白くておいしい食べ方の提案ができればと考えました」
そう話すのは、開発本部の島田陽野さんです。
サイズの大きいマウンテンゴリラやゾウガメなどは、溶かしてチョコフォンデュにするといった食べ方もおすすめだといいます。
「そのまま食べたい場合は、かわいそうですが、弊社の社員はスライスして食べています」と島田さん。
毎年のように「面白い」「リアルですごい」といった反響が寄せられるそうで、写真がSNSにアップされるのを楽しみにしているといいます。
「ゴリラはもちろん、カエルや小ブタなどリアルで可愛い立体チョコが他にもあるので、ぜひ楽しんでいただきたいです」(若松真平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル